Ogg Vorbisを聴くには?

 Ogg Vorbis(拡張子ogg)のファイルを持っていない方は、ここ(公式サイトサンプルページ)からサンプルファイルを手に入れてください。もっといろんな曲がほしい方は、リンクのページからどうぞ。自分のCDから作る方は左のメニュー「Oggを作成&デコード」を先に見て下さい。
 導入によって、かなりの数のソフトでOgg Vorbisファイルが再生できるようになる、Tobias' DirectShow Filterはとりあえず導入する事をお勧めします。(もちろん自己責任でお願いします)

※携帯音楽プレーヤー などで聞きたい方はこちらをご覧ください



Windows Media Playerで聴く
動作環境:Windows 95/98/98SE/Me/2000/XP

Windows Media Player6.4や、最新の9.0をご愛用の、とってもマイクロソフトな方は簡単です。新たにソフトを入れたくない方にもお勧めです。普通はこの方法でいいと思います。
また、これによって他のソフトでも聴けるようになる場合があります。私がこのDSF導入によって、再生が出来るようになったことを確認したソフトを一番下の項目で紹介しています。興味のある方はご覧ください。


1.ファイルのダウンロード
 こちらのサイト(Tobias' DirectShow Filter)からDirectShow Filterをダウンロードしてきます。上のメニューから「Ogg/Vorbis」を選べば「Download current version」ってのが出るとおもいます。ファイル名は「OggDS0995.exe」がこのページ作成時の最新版です。

2.インストール
 ダウンロードしたファイルを実行すると下のメニューが出ると思いますので、「I Agree」(了解)をクリックします。そうすると、自動でインストールされますので、終了したら「Close」をクリックします。これでもう聴けるようになりました。

↑「I Agree」(了解)をクリック



↑「Close」(閉じる)をクリック



3.聴いてみる
 手元にあるOgg Vorbisファイルをメディアプレーヤーにドラッグ&ドロップしてください。聴けましたか?
しかし、9.0の方は注意が必要です。 一番最初に聴く時だけは「ファイル」→「開く」→「ファイルの種類」→「すべてのファイル」で開き、下のメッセージが出たら、「今後、この拡張子・・・」のチェックをONにすれば、次からはドラッグ&ドロップで聴けるようになります。



'04/3/23追記
メールでのご指摘で気がついたんですが、上の取消線が引いてある方法では、次回もまた上の画面が出てしまうようです。解決方法をご存じの方は、掲示板などでご報告いただけたら幸いです。

'04/9/7追記1
匿名の方から、掲示板で情報をいただきました
> 選択されたファイルはWindows Media Playerで認識されない拡張子を持っています……
> というダイアログが出てしまう問題について。
>
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/wmplay/mmp_sdk/filenameextensionregistrysettings.asp
> にあるようにレジストリの
> HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Multimedia\WMPlayer\Extensions\
> もしくは
> HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MediaPlayer\Player\Extensions\
> に.oggというキーを作って
> Permissionsを0x0000000f
> Runtimeを0x00000007
> (いずれもDWORD)とすればよいようです。
レジストリをいじることになりますので、上の説明で意味のよく分からない方は、やらないほうがいいと思います。適当にやると、最悪パソコンが起動しなくなる可能性があります。

'04/9/7追記2
あああ さんから、メールで情報をいただきました(一部編集)
> ダイアログが出なくなったので手順を書きます。
> Windows Media Player 10 をダウンロード
>
http://download.microsoft.com/download/A/5/6/A56D73A3-5AD6-4D9C-8BF8-857421EC2B22/mp10setup.exe
> バージョン情報を見て10.00.00.3646となっていれば大丈夫です。
> ちなみにWindowsXP(sp2)で確認しました。
> 98系でインストールできるかはわかりませんがとりあえず知らせておきます。
 私も試してみようとしましたが、XPでは無いとインストールできない旨のメッセージが出てインストールできませんでした(私はWin2000です)。また、英語版だと思われますので、XPで英語版でもかまわない方は試してみるといいかと思います。また、日本語版は秋頃に出る予定ですので(参考)、日本語版でも問題は解決されている可能性が高そうですので、それまで待ってもいいかもしれません。






↑Windows Media Player9.0でOgg Vorbisファイルを再生している様子




↑Windows Media Player6.4でOgg Vorbisファイルを再生している様子。日本語のタグ部分はUTF-8のせいなのか文字化けします。解決方法をご存知の方はご連絡ください。

'04/5/31追記
ちるだ~ さんから、MediaXW(現在の最新版はMediaXW-0.0.6.msi) をインストールすれば文字化けしないとの情報を頂きました。私も試してみましたが確かに文字化けしませんでした。ただしこの MediaXW では Media Player Classic などのソフトで再生することが出来ませんでしたので、Windows Media Player のみを利用される方は MediaXW の方がいいと思います。逆に、 Media Player Classic では上で紹介している Tobias' DirectShow Filter で日本語の表示が可能なので問題ありません。





4.関連付けをする
 関連付けをしたくない方は以上で終了です。また、行う方はこのサイトの内容全般に言えることですが、自己責任でやってください。設定が変になっても知りません。
では、Oggファイルをダブルクリックしてみてください。下のような画面が出ると思いますので(Windows2000の場合)「これらのファイルを開く・・・」にチェックが入っていることを確認して「Windows Media Player」を選択して、「OK」を押してください。もし見つからない場合は"C:\Program Files\Windows Media Player"フォルダに"mplayer2.exe"(WMP6.4)、"wmplayer.exe"(WMP9.0)の名前であると思います。
以上で関連付けは終了です。どうですか、ダブルクリックで再生されましたか?

↑上が6.4、下が9.0です。6.4の方がいいと思います。




 


Winamp で聴く
動作環境:Windows 95/98/Me/NT/2000/XP

 下の画像は 2.x を使用していますが(私は 2.x の方が気に入っているので…)、最新の 5.x もデフォルトスキンによって見た目はかなり変わっていますが、2.x と基本的に変わっていないようですので問題ないと思います。

2.x は 2.80 以降から、3.x や最新の 5.x では最初から標準で再生できます。つまり今はどの系列でも最新版なら問題ないということです。もし、インストールしているのに再生できない方は、最新版を下を参考にインストールし直してください。

Winamp2.x の詳細はこちらのサイト (トップ)を参考にしてみてください。
Winamp2.x(2.91をおすすめします)を使用される方は、こちらの再配布サイト(トップ)から本体(必ずStandard版かFull版)をダウンロードしてください。
英語のソフトですので日本語化したい方はWin32工作小屋さん (トップ)から日本語化パッチをダウンロードしてください。インストールが完了すればもう聴けるようになっています。終わり。

Winamp5.x を使用される方は、オフィシャルサイトから本体(必ずFull版かBundle版)をダウンロードしてください。
英語のソフトですので日本語化したい方はWin32工作小屋さん (トップ)から日本語化パッチをダウンロードしてください。インストールが完了すればもう聴けるようになっています。終わり。

↑Winamp 2.91 日本語のタグも問題なく表示できます。ちなみにこのスキンの入手場所は忘れました。





Ogg Vorbisに独自対応しているソフト


SoundPlayer Lilith フェイスの例

動作環境:Windows 95/98/98SE/Me/2000/XP + DirectX7以降

フェイス(スキン)にも対応している国産サウンドプレイヤーです。Ogg Vorbisの再生はもちろん、エンコードにも標準で対応しています。ソフトはインストーラ付きとCAB圧縮のみの2種類が用意されています。インストール、使い方、詳細は、公式サイトでも閲覧できるマニュアルに詳しくかかれています。以下Ver.0.990a同梱ヘルプファイルより

対応フォーマットは以下のとおりになります。
再生/デコード エンコード
MP3
WMA
Ogg Vorbis
Monkey's Audio
MIO
WAVE(PCM)

WMA
Ogg Vorbis
Monkey's Audio
MIO
WAVE(PCM)

MP3のエンコード機能は、特許ライセンスの問題があって実装されていません。
各種プラグインを利用することにより、対応フォーマットを増やすことも可能です。
MP3 のデコードには、自作エンジンを用いていますので、特殊な ACM Codec や DLL などは必要ありません。
他のソフトにはない特徴として、
・MP3を再変換することなく音量を変更するMP3ゲイン変更機能
・24bit/32bit整数/32bit浮動小数点/64bit浮動小数点対応
・マルチチャネル対応
・音程変更/周波数変更/速度変更などの各種DSPエフェクト
などがあります。

また、MMXやSSEなどの拡張命令が使用できる場合には、それらを使用してより高速な処理を行うことが可能です。
もちろん、プレイリストへの対応や、各種プレイヤーソフトで好評なスキン機能 (Lilith では、フェイスと呼びます) にも対応しています。
オリジナルのフェイスの作成も、非常に簡単になっております。
ウィンドウの大きさや形、ボタンの配置、さらには各ボタンに割り当てる機能など、極めて自由にカスタマイズすることができます。
ファイル形式の変換にも対応していますので、MP3 から WAVE にデコードしたり、WAVE を Ogg Vorbis にエンコードすることも簡単にできます。
途中、リサンプリングを行ってサンプリングレートを変更しながらの書き出しも可能です。




KbMedia Player

動作環境:Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP

Ogg Vorbisだけでなく、膨大な種類のフォーマットに対応した国産マルチメディアプレイヤーです。普段使わなくてもとりあえずインストールしておけば、聴けないファイルがあったときに便利です。また、圧縮(LZH/ZIP/LHA/RAR/CAB/GCA/TAR/TGZ)されたファイルもそのまま再生できます。操作は簡単なので、すぐに使えると思います。追加フォーマットについては、とっても分かりやすいヘルプファイルが付いていますので、詳細はヘルプを見て下さい。
※一部のZIPファイルについてはUNZIP32.DLL が必要です
以下Ver.2.29a同梱ヘルプファイルより(一部編集)

使いやすさとわかりやすさを重視していますので、
初心者でも簡単に扱えると思います。現在対応している形式は以下の通りです。
MIDI (MID/RMI/RCP/G36/R36)
MIDI Stream(MDS)
MPEG Audio (MP1/MP2/MP3/RMP)
MPEGplus(MPC/MP+)
音楽 CD(CD-Extra MixedMode CD にも対応)
Windows Media (WMA/ASF/WMV)
QuickTime Movie (QT/MOV)
RealMedia(RealAudio/RealVideo) (RA/RM/RMJ)
動画 (AVI/MPG/MPE/MPEG/M1V/MPA/MPV2)
MOD (MOD/S3M/XM/IT/MDL/MDZ/S3Z/XMZ/ITZ/
/669/AMF/AMS/DBM/DSM/FAR/J2B/MED/
/MT2/MTM/OKT/PSM/PTM/ULT/UMX)
FMP (OPI/OVI/OZI)
PMD (M/M2/MZ/MP/MS)
FPD (FM/FPD)
Liquid Audio (LQT)
Ogg Vorbis (OGG)
Monkey's Audio (APE)
Ultra Marine (UM)
Shockwave Flash (SWF)
VivoActive (VIV)
スーパーファミコンのサウンド (SPC)
ファミコンサウンド (NSF/NSZ/NEZ/NSD)
ゲームボーイのサウンド(GBR/GBS)
PC エンジンのサウンド(HES)
MSX SEGA-Mk3 GameGear のサウンド (KSS)
MSX のサウンド(MGS/MPK/BGM/BGR/OPX)
PC8801/9801 のゲームサウンドなど (S98/VGM/VGZ/CYM/MYM/X1F)
メガドライブ以前の家庭向けSEGAハードのサウンド (GYM/SSL)
X68000 の音源 (MDX/MDC)
コモドール64 の音源 (C64/SID)
Atari XE/XL の音源 (SAP)
BMS(BMS/BME/EMS/PMS)
その他のサウンド(WAV/AIF/AIFF/AIFC/AU/SND)

ただし、以下のものは同梱のプラグインのほかにそれぞれ導入が必要なものがあります。
RCP/G36/R36
ASF/WMA/WMV
RA/RM/RMJ/LQT
QT/MOV
FMP (OPI/OVI/OZI)
PMD (M/M2/MZ/MP/MS)
FPD (FM/FPD)
UM
SWF
VIV
MSX(MGS/MPK/BGM/BGR/OPX)






Lizeal


動作環境:Windows 2000/XP


以下、公式サイトより
◇再生可能なサウンド形式
MPEG Audio(mp1, mp2, mp3, rmp)
MPEG Video(mpg, mpeg, m1v, m2v)
WAV(wav)
MIDI(mid, midi, rmi)
Windows標準動画フォーマット(avi)
Windows Media(wma, wmv)
Ogg Vorbis(ogg)
Monkey's Audio(ape)
TwinVQ(tvq)
UNIX製音声フォーマット(au, snd)
Apple社製音声フォーマット(aif, aiff)
RPGツクールDante98 MML(mml)

■主な機能と特徴
 ・音楽ファイルは、mp3,ogg,apeの場合、再生途中に次曲を先読みし、
  継ぎ目なく再生することができます(シームレスロード機能)。
 ・動画ファイルでは、フルスクリーン表示時にもボリューム&シーク操作が可能です。
  (マウスカーソルを画面下に移動することで、ウィンドウが出現します)




foobar2000


動作環境:Windows
foobar2000

一見、メモ帳のようなシンプルなデザインですが、その見た目とは裏腹に非常に高性能なサウンドプレーヤです。標準でOgg Vorbisの再生をサポートしているだけでなく、非常に多くの形式をサポートしていて、プラグインで色々な機能の追加も可能です。
導入方法は以下のサイトがお勧めです
foobar2000のインストールと日本語化









DSF導入によってOgg Vorbisが再生可能になるソフト

ここ(Tobias' DirectShow Filter)のDirectShow Filterを導入することによってOgg Vorbisの再生が可能になるソフトを紹介します。ここにあげた以外にも再生可能になるソフトは数多くあると思いますので、見つけた方は掲示板等で報告していただけるとうれしいです。DirectShow Filterの詳しい導入方法は上の『Windows Media Playerで聴く』の項目のをご覧ください。



Media Player Classic 6.4.x.x日本語版 (日本語版サイト) フリーウェア

動作環境1:Windows 2000/XP版 (mpc2kxp64xx.zip)
動作環境2:Windows 95/98/Me版 (mpc98me64xx.zip)
※両方あるので注意してください
MPC
一見するとWindows Media Player 6.4とそっくりですが、ver7以降で無茶苦茶になってしまったオリジナルに対し、こちらは見た目のシンプルさは6.4をベースに機能アップしています。また、別途DVDプレーヤーをインストールすればこのソフトでも見られるようになります。
さらにすごいのはこのサイトの趣旨とははずれますが、RealMedia形式&QuickTime形式のファイルも見られるようになるということです。そのためには別途、下の二つのファイルもインストールしなくてはいけませんが、これで今まで(私は)渋々使わなくてはいけなかったソフトを使わなくて済むという非常にありがたいソフトなのです。少なくとも私には非常にありがたいソフトなのでした。ちなみに下の2つのファイルは、それぞれオリジナルの RealOne と QuickTime を入れている方は必要有りません。ちなみに私は、動画・音声関係はすべてこのソフトに関連付けをしているほど、このソフトがお気に入りです。

RealMedia用(realalt104.exe) http://fileforum.betanews.com/detail.php3?fid=1054136293
QuickTime用(quicktimealt113.exe) http://fileforum.betanews.com/detail.php3?fid=1049831315
予備 http://home.hccnet.nl/h.edskes/mirror.htm
※ファイル名はもっと新しくなっている可能性があります。また、ご使用は自己責任で…





A Player
 フリーウェア

動作環境:『Windows2000、DirectX8.1で動作確認中(一応98でも動くようですが)』by公式サイト

特徴として再生速度の変更が可能な事などがあります。速度を変えるとそれに伴い、周波数も変わります。つまり、再生速度を上げると音が高くなり、遅くすると低くなります。カセットテープみたいです。
詳しい解説ページ





nave player Limited 機能限定フリーソフトウェア版

動作環境:Windows XP/2000/ME/98+DirectX 8 以上

特徴としてこのソフトも再生速度の変更が可能な事などがあります。しかし、速度を変えても周波数は維持されます。つまり、早口でしゃべってる感じになります。MDやDVDプレイヤーにも同じような機能があるものもありますが、このソフトはより細かく設定できます。レジューム機能もあり、ラジオなどを録音したものを聞くのに向いていると思います。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送